相続税の基礎知識– category –
-
遺産分割協議に関する基礎知識
【遺産分割協議の流れ】 遺産分割協議は、相続人全員で遺産の分け方を話し合う手続きです。 遺言書がある場合は、原則的には遺言書通りに遺産分割を行いますが、遺言書に記載されていない遺産については協議の対象となります。 遺産分割協議には、すべての... -
遺産と生命保険契約に関する権利
【家族の将来の生活保障と資産形成のため生命保険を掛けている場合】 家族の将来の生活保障と資産形成のため、生命保険を掛けている場合、保険の対象としていた被保険者が亡くなる前に、保険料を支払っていた保険料負担者が亡くなると思わぬ課税を受けるこ... -
相続人なき遺産、過去最高647億円に
【少子化高齢化の影響】 少子高齢化や婚姻数の減少などを背景に、相続人がいないなどの理由で「国庫」に入る相続財産が増え続けています。 2021年度に相続人不存在で国庫に入れられた相続財産は過去最高を記録しました。 朝日新聞の報道によると、前年度比... -
老人ホームの入居と相続税
【老人ホーム入居後に自宅を売却】 居住用家屋を空き家にして夫婦で老人ホームに入居したケースです。 入居後に、居住用不動産の所有者だった夫がその物件を売却したときは、入居から3年経過後の年末までなら居住用財産譲渡の3000万円特別控除の特例の適... -
タワマンによる相続税の節税訴訟、その結果は
【国税当局の主張が認められる】 タワマン節税の是非を巡って納税者と国税当局が争った裁判で、最高裁は国税当局の言い分を全面的に認める判決を下しました。 税法上は合法であっても当局が「税逃れ」とみなせば否認できる、いわゆる「総則6項」の明確な... -
相続財産から控除できる債務や葬儀費用
相続税を計算する場合、被相続人が残した借入金や税金などの債務を遺産総額(相続時精算課税の適用を受ける贈与財産がある場合には、その価額を加算)から差し引くことができます。 債務とは、相続開始日時点(原則、被相続人が死亡したとき)に現存するも... -
空き家の取壊しはいつまで?
被相続人の居住用家屋と敷地を相続したものの、今後住む予定がなく売却することもあるかと思います。 この場合、譲渡益の3000万円控除(相続空き家の特例)を受けるには、相続人の側で空き家を取り壊し、更地で売却することが現実的です。 相続空き家の特... -
生命保険金を相続税申告するには
生命保険金は、相続に際して節税商品や納税資金として提案を受ける場合もあることでしょう。 うっかりして相続税の申告が必要なことに気付かないまま、税務調査で申告漏れを指摘される事例が増えているとのことです。 多くは相続税申告をされる納税者が生... -
土地を相続した場合の土地評価額の計算とは
さて、前回の「相続税の計算で注意したい不動産(建物・家屋)の評価とは」に続き、今回は、土地の評価にフォーカスしてみます。 はじめに言っておくと、土地の評価は、大変難しい計算方法となります。また、土地の種類のみならず、形状、用途などによって... -
相続税の計算で注意したい不動産(建物・家屋)の評価とは
建物を相続した場合の評価額の算出方法 こんにちは、福岡の相続サポートを行うつなぐ相続センターです。 前回、相続税の全般的な内容について説明をいたしました。今回は、さらに話を進めて、具体的な不動産の評価方法について簡単に説明を行いたいと思い...
12